磯谷煙火店

株式会社磯谷煙火店　磯谷尚孝

　2年ぶりになる“いせはら芸術花火大会”が4月15日に開催されました。この花火大会のタイトルに“芸術”というキーワードが入っているため、ご覧になった観覧者の方が芸術性を感じたかどうかどうか、とても気になるところです。

　多くの花火大会は、市あるいは商工会議所などの公的機関が中心になって主催しているところが多いのですが、ここは民間ボランティアが運営をされています。そのため運営も大変そうで、実行委員の皆さまのご苦労に報いるためにも何とか成功させようというプレッシャーもかかります。また、この花火大会、私たちの裁量に任された部分が多い分、観覧者の皆さまの満足度が気になります。今回もそうでしたが私はできる限り、花火は観覧者の中で見ることにしています。観覧者の呟きなんかが聞こえるのも理由のひとつです。翌朝、主催者、観覧された方の感想を伺い、少し安心して帰ってきました。

　例年4月に行われていますが、花火大会の時にはいつも桜が終わっています。今年は開花宣言は早かったものの満開が遅れたため、桜を見ながらの準備作業となりました。