お知らせ
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投稿日:2017/02/13
株式会社磯谷煙火店 磯谷尚孝
2月初めに東京でファンミーティングが開催されました。このミーティングも今年で4回目になり、私と社員3人で参加しました。
私が最初に花火愛好家と接したのは、平成9年で20年くらい前の話です。当時岡崎の花火大会は、花火終了後に百花園コンクールの表彰を観覧席の中で行っていました。表彰が終わった後、花火愛好家のご夫妻に「私たち磯谷さんの花火の追っかけをやっています。」と声を掛けられました。それ以降、そのご夫妻にはお目にかかっていませんが、世の中にはそういう方々もいらっしゃることを知り、驚いたのを覚えています。それからしばらくしてネットの普及とともに、花火愛好家の皆さんがグループ化していったような気がします。
何とか観覧者をもっと楽しませる花火はないか当時も考えていたのですが、観覧者の具体像はありませんでした。具体像が描けると、更に花火作りに自然と熱が入ります。具体像がなかったり、観覧者の反応がないと自己満足に陥りがちになります。女性が美しくなるのは、自分が見られていると意識することから始まるそうです。見られている意識が、花火師と花火を変えていくのです。
私もそうですが、このファンミーティングで社員は大きな刺激をもらっているようです。その刺激が次の花火へのモチベーションとなります。二次会も含めると5時間くらい花火談義に花を咲かせ、色々な方とお話をさせていただき楽しい時間を過ごしました。