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ISOGAI花火劇場in名古屋港2017

投稿日:2017/09/19

2016年花火重視編official

2016年Story重視編official

 

ISOGAI花火劇場in名古屋港

株式会社磯谷煙火店 磯谷尚孝

 夏の花火シーズンが終わり、随分涼しくなってきました。ISOGAI花火劇場in名古屋港2017に向け、いよいよプラン作りに本格始動します。

 

 昨年は法的なものも含めた打揚場所の制限、制約についてこのブログで書きました。

 

昨年のブログ

 

theater2017poster ある建築士がこんなことを話していました。色々の制約の中で設計プランを考える時、自分のベストと思えるプランは一つしかないのだけど、お客様が選択することによる満足度を考え、他の二次プランも提案するそうです。つまり欠点があったり、あまり良くないと認識しているプランも建築士はお客様に提案します。

 

 花火のプラン作りも似たようなことが言えます。ただ、建物は一度建設すれば、しばらくは再度建設することはありませんが、花火の場合は毎年開催することが多いので、このあたりが難しいところです。自分の思っているベストプランというと、前年とそんなに大きくは変わりません。そのため、どうしてもプランが硬直化しやすくなります。そんな中で、花火演出としてはリスキーかもしれませんが、トライアル的な演出も取り混ぜるべきなのか何度も葛藤で悩みます。

 

 昨年終了後のアンケート結果を見たり、花火劇場を振り返っています。ドラマチックハナビを組み込み、全体のストーリー、音楽といかにマッチさせるかという点においては、前年より更に高次元で融合がうまくいきました。花火演出とは別に、この味付けが花火劇場を盛り上げてくれる可能性を感じています。

 

 来場者全員に音の聞こえる場所でドラマチックハナビを楽しんでいただきたいのが制作者の気持ちなのですが、民間運営ゆえそれもかないません。昨年も会場の外と内は別世界だったという声をお聞きしました。チケットを購入し本物のドラマチックハナビをお楽しみ下さい。ホームページのカウントダウンは100日を切っています。昨年より更なる進展があるように、力を注ぎます。ご期待下さい!