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ISOGAI花火劇場in名古屋港2018進捗その3

投稿日:2018/12/02

株式会社磯谷煙火店 磯谷尚孝

 ISOGAI花火劇場も今年で4回目を迎えます。花火は主役ですが、それを引き立てる音楽とストーリーをどのように作り、時間的に配置すれば最適なのか今まで3回の試行錯誤が行われました。前にも書きましたが、昨年のアンケートによると96.8%の支持はございましたが、数少ない批判的評価も心に思い当たるところがあります。実行委員の皆さまからも色々のご意見をいただいた中で、反省点を生かした方向性は決まっています。人の心の動きは完全に把握できないので、観覧者の皆さまの反応が楽しみです

 そんなことを考えながら、全体構成を今見守っています。音源制作も最終段階を迎え45分間のバーションができ、弊社担当者から説明を受けました。ウウ、今年はうまく行けるのではないかと、内心ほくそ笑んでいます。進化した花火劇場にご期待下さい。私自身も早く見たくなりました。

 私たちは実際に花火を作っているので、花火の性能、特性をつかんでいます。花火が開いて何秒後に光が消えるかを知っているので、次の花火をどれくらいの間隔で打ち揚げたらいいかなど、細かい設定をします。観覧者の皆さまが多分気づかないことが多いのかもしれませんが、全体の印象に影響を与えます。これから時間設定をする作業を終え、開演を迎えることになります。

 ストーリーの内容は、皆さま一度は読んだり聞いたことのあるお話で、モノに溢れた現在、真実の愛とは何なのかを問うお話です。11月下旬に2回目の花火の試作打ち揚げを行いました。「時計」わかりますか?どうも納得できない花火があり、もう一度テスト打揚をすることになりました。

 

ISOGAI花火劇場in名古屋港