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ISOGAI花火劇場進捗その4

投稿日:2016/12/14

ISOGAI花火劇場in名古屋

株式会社磯谷煙火店 磯谷尚孝

 残暑厳しかった9月から企画案を考えはじめ、3ヶ月半になります。季節は巡り、クリスマスらしい寒さになってきました。音源制作会社との調整も最終段階を迎えていますし、花火製作も最後の追い込みと出荷準備が進められています。長い道のりでした。花火は開花するまで、どのように開くか正確にはわかりません。今から花火を手直しすることはできず、大げさに言えば祈るばかりです。唯一今でできることは、ぬかりなく計画通りに当日準備を進められるようにすることです。それでは、当日会場でお待ちしております。

以下は当日会場で配られるパンフレットの原稿です。

 

今夜のドラマチックハナビのストーリーは?

 ある街の教会には、素晴らしい贈り物を持って行くと鐘が鳴るという言い伝えがありました。しかし鐘の音は誰も聞いたことがなく、今年もたくさんの人が何とか鐘を鳴らそうと贈り物を考えます。貧しいヨハンとアンナも贈り物を考えますが、二人には高価な贈り物はできません。サンタクロースとトナカイのルドルフの助けをかり、二人は何とか教会にたどり着きます。モノのあふれた今、人の心に響く贈り物とは何かを考えさせられるストーリーです。

 全体を通してショー仕立てになっていて、花火がその場面に応じ、時に繊細で儚く、時に大胆できらびやかな演出で盛り上げます。

 今日この日のために作られた特別の花火が、皆さまに夢と希望、そして明日を生きる勇気をお届けします。クリスマスイヴに繰り広げられる待望のファンタジーワールドにご期待下さい。

2015hanabi-theater-shoot
昨年の台船上の様子